2年半楽しんだ広島から関西へ。こちらでも同じくらい過ごした頃、どちらのお好み焼きが美味しいか結論を出したいと思います。
城山三郎著『運を天に任せるなんて 人間・中山素平』
城山三郎著
『運を天に任せるなんて 人間・中山素平』
(新潮文庫)
unten1701

「財界の鞍馬天狗」「日本の羅針盤」の異名をもつ中山素平は、日本の経済復興を語る上で欠かせない銀行マンである。GHQの興銀無用論を突っぱねて興銀中興の祖となり、海運業界の再編、山一証券への日銀特融、八幡・富士製鉄の合併など、難事解決にあたり名を馳せた。辛辣な発言、粘り強い交渉と巧みな根回し。リーダーが備えるべき人心掌握の術を豊富なエピソードで描く傑作評伝。(巻末より)

城山三郎の著作を読んだのは初めて。
父の書斎に何冊もあったので気になってはいたのですが。

戦後の復興期に生きたビジネスパーソンのキーワードは自然と「日本の未来のために」となったのでしょうか。
百田尚樹著『海賊とよばれた男』でそのモデルとなった出光興産創始者、出光佐三しかり、吉田茂の側近としてGHQとの折衝などに当たった白洲次郎もそうなのでしょう。

自動車業界や電機業界の創業者の話はよく聞きますね。
「最近の経営者は面白くない」と何かのテレビ番組で討議されているのを観たことがあります。
自分は今の時代にも共感できる経営者やリーダーの名前が何人か思い当たりますが、夢とロマンを追いかける度合いは、時代背景的に戦後の復興期と現代の世の中とで、大きく異なってしまうのは仕方がないのかも。

「ライフワークバランス」や「働き方」というワードをよく見かけるようになりました。
あえて徹底的に自分を追い込み、へとへとになりながら、ビジネスパーソンとしてレベルアップすることに快楽を覚える(これによって幸せな人生を勝ち取っていると感じている)人がいたとして、その人は就業時間以外も仕事に追われているかもしれませんが、ライフワークバランスが悪いな、とは少しも感じていないんでしょうね。
司馬遼太郎や昭和のリーダー達にタイムマシンで現代に来てもらって、このあたりについて、自分の本音をぶつけながらディスカッションしてみたいな。

日本人とは何か。

現代の現実(現代の日本人)を直視した時、戦後を駆け抜けた経営者達、リーダー達はどんなふうに感じるのだろう。
自分が創業した会社の社長に今、就任したら、若い社員に何を語り、どんな経営手腕を発揮するのだろう。
コメント
この記事へのコメント
ライフワークバランスという言葉は、仕事を「やらされているもの」と定義して使われている一面もあるように感じます。
目の前のしんどさと遠い将来のそれ、どちらを取るかは自己責任でもあるでしょう(という考え方があってもいい!?)から、後に後悔しないように生きたいですね。
2017/01/22(日) 15:44:00 | URL | 才 梅太郎 #-[ 編集]
梅太郎さんのライフワークバランスのコメント、まさに同感。それこそダイバーシティがあっていいですよね。世間一般にはみな等しく、ワークの多さを悪いことのようにいう論調ですが・・・
2017/01/15(日) 15:55:34 | URL | Yoshi #-[ 編集]
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