カリフォルニアワインを中心にして長いことお酒を楽しんできました。これからはヨーロッパのワインやお酒を楽しむことに軸足を移していこうと考えています。
『強い会社―勝ちパターンを描く個性派企業―』
『強い会社―勝ちパターンを描く個性派企業―』
(日本経済新聞社)
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1994年に出版された本。
20年以上前に書かれたもので、GEのジャック・ウェルチやセブン―イレブン・ジャパンの鈴木元会長等、当時の経営者が登場する。
以下、備忘記録。

●「強い会社」のキーワード
「コア・コンピタンス」・・・何が自分の本業であり、自分がどの分野で戦うべきかを知り、そこへ経営資源を集中する。
「カスタマー・フォーカス」・・・顧客重視とは、単に顧客へのサービスに努め、商品を買ってもらうということにとどまらない。顧客の本当のニーズ、期待、不満を読み取り、新たな製品、サービスを市場に送り出すことこそ本当の顧客重視である。
「スピード」・・・競争力を強化するため、顧客の変化に的確に対応し、意思決定の速い組織を作る。

●中間管理職に求めるもの(GE/ジャック・ウェルチ)
チームのメンバーとして働く能力、コーチとしての能力。
コントロール、管理、指示するより仕事をやりやすくする能力、社員のやる気を引き出す能力、社員を誉め、祝うべき時に祝う能力、社員のエネルギーを引き出す能力に期待する。
社員のエネルギーを引き出しているか、逆にエネルギーを奪っていないか。

●クイック・マーケット・インテリジェンス(GE/ジャック・ウェルチ)
部門別CEOやマーケティング担当者など関係者が一堂に会し、問題点を洗い出すと同時に、決められることはその場で決めてしまう超高速の意思決定方式。
ウォルマートから導入した。

●どんな案件にも白黒だけはつける(セブン―イレブン・ジャパン/鈴木敏文)
即時即決、朝令暮改は恐れない。決断した内容の70%ほど当っていれば、なるほどな、ということで皆はついてきてくれる。

●成功体験が邪魔に(セブン―イレブン・ジャパン/鈴木敏文)
仮説を立てて、論理的であれば、やらせてみる。経験をもとにいくんだったら仮説ではない。情報には経験情報と先行情報の二つがあり、仮説は先行情報が七割無いと成り立たない。

●トップの役割(セブン―イレブン・ジャパン/鈴木敏文)
「トップはチームのキャプテン。監督ではいけない。一緒にプレーし、ある時は勝ち、ある時は負けて反省する。一緒に働くことで、仕事が動いていることが分かる。うっかりすると、非常に功績のあった人間だから監督にしようということになるが、これは間違いです。非常にいいから、キャプテンにしようということにならないといけません」

●質問による経営(マイクロソフト/ビル・ゲイツ)
「ビル(ゲイツ)からはあれをやれ、これをやれという形で命令を受けたことはない」が、ただひたすら質問を受ける。
それは結局、「ライバルを見ているか」、「顧客を見ているか」、「技術の動向を見ているか」という問いかけである。
マイクロソフトでは、これを「マネジメント・バイ・クエスチョン」と呼ぶ。
「ビルの質問にさらされることで、社員は製品のすべての面に敏感になる」

●社員のやる気を引き出す(マイクロソフト/ビル・ゲイツ)
「まず、全ての社員に会社がどこへ向かおうとしているかを理解してもらう必要がある。そのためには大幅に権限を委譲しなければならない。大きな仕事を任されるようになれば、社員に責任感が生じるし、仕事を面白く感じるようになる。たとえ新人であっても、『自分は会社のために貢献している』と感じられるだけの仕事を与えている」
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